【劇評】牛串至上物語『上ミノ法螺話290円』 ピカデリー・ショート・ミュージアムより

ピカデリー・ショート・ミュージアム in 2016 サマー

 

今年で3回目を迎える、短編演劇祭。

今年は4つの短編演劇と特別公演と銘打って高校演劇が1公演行われた。

 

このピカデリー・ショート・ミュージアムは、秋の「まつもと演劇祭」と並んで小劇場演劇の二大祭典ともいえるイベントである。

当地区で活躍している劇団のみならず、長野や上田の劇団、ユニットが参加して30分という短い公演時間を使って精一杯表現しようという試み。

今回参加したのは、「牛串至上物語」「HOME」「幻想劇場◎経帷子+たまゆら」「一撃離脱劇場」の4団体と特別出演枠「松本美須々ヶ丘高校演劇部」。

昼の13:00からスタートして、5分の休憩をはさみ、次々と公演していく。どの団体も2回回しとなり(特別公演のみ1回)終了は19:00。

まず最初のスタートは「牛串至上物語」

 

このユニットは出演者を見る通り、信州大学の長野、上田キャンパスの劇団員を集めてのユニット。

ほとんど全編通してのコント。いろんな昔話を折り込んでのギャグの連発。

若者らしいと言えばその通りだが、工夫に乏しく、さみしい。

 

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一番感じたのはインスタントな感じ。

この程度でいい…という感じが伝わる。残念。

これならば最初から次回作の宣伝に徹した方が潔い感じがした。

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今回のPSMは、出演団体全てが最初のセリフを同じにして始まるという趣向。

そのセリフは「どうして黙ってた?」から始まるというもの。

 

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しかしその試みは最初の団体から崩れ去っているように感じた。

とにかく最初にこれだけ言っとけばいいんでしょ?というようなとらえ方でいいんだろうか?

 

ちょっと考えてしまった。

 

(ピカデリーホール客席より)

 

【作品名】牛串至上物語「上ミノ法螺話290円」 (ピカデリー・ショート・ミュージアム2016サマー)

【上演日】2016年7月17日

【脚本】砂塵嵐

【演出】両角しんたろー

【演技指導】大久保学

【キャスト】大久保ゆい、川口てつ(信州大学劇団レプリ館)小池かずみ(信州大学六連銭)
      土橋かずま(信州大学おまつり研究会)溝端のぞみ(信州大学劇団レプリ館)

【上演時間】30分

 

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